日本の石垣SP 金沢城の石垣
7月17日のブラタモリで、「日本の石垣スペシャル 〜加賀百万石の城でわかる石垣の魅力とは?〜」と題して、金沢城の石垣の魅力を紹介していました。
連日「熱中症警戒アラート」発表中の金沢市です。酷暑の中を出かけて救急車の世話になるなど御法度。
撮り溜めした写真の中から、番組に沿って金沢城の石垣を巡りたいと思います。
従って季節、撮影年度はバラバラです。悪しからず。
ブラタモリ
金沢21世紀美術館前
番組のスタート
番組のスタートは金沢観光の定番、金沢21世紀美術館です。
「カラー・アクティヴィティ・ハウス」という恒久展示作品前から広坂交差点を渡って金沢城公園方面へ向かいます。
21美の恒久展示作品
このほかにも、人気の「スイミング・プール(レアンドロのプール)」、
「ラッピング」などの恒久展示作品があります。
「スイミング・プール(レアンドロのプール)」は館内にあり有料ですが、屋外の無料展示も多いので、お子様連れはこちらの方が・・・。
広坂交差点を渡ります
右手に兼六園を見ながら広坂交差点を渡ります。
タモリさんたちが金沢城の石垣を眺めているのは しいのき迎賓館の横です。
一億円のさようなら
広坂交差点を基点にすれば、金沢城公園、兼六園、金沢21世紀美術館などの観光名所を効率的に回れます。
金沢を舞台にした、直木賞作家白石一文さんの小説「一億円のさようなら」にもこの交差点が登場します。
金沢城の石垣
石垣登場
しいのき迎賓館の横から見える石垣。
この石垣です。
明治時代に三段になりましたが、昔は上まで続く高さ25mの石垣だったとのこと。
番組で、タモリさんたちが歩いて石垣を見ている場所も昔は存在しませんでした。
関係のない話ですが、この場所で彼岸花を見たことがあります。
石垣が三段にならなかったら見ることはできませんでした。
石垣の上に広がる林
石垣の上に広がる木々の間には、その昔、一向一揆の拠点 尾山御坊の跡に建てられた五層の天守がありましたが1602年に焼失しています。
今では説明板が残っているだけです。
埋め立てられてしまったお堀と高さ25mの石垣。そして、その上に聳える五層の天守。
さぞかし見事な眺めだったことでしょう。
お堀の面影
現在では、復元されたいもり堀と、百間堀を埋め立てた道路が金沢城を囲んでいます。
お堀のビフォーアフター
埋め立て前の百間堀と石川門の遠景です。
埋め立て後の百間堀は道路になり電車も走っています。
現在のほぼ同じ場所の写真です。
軍都 金沢と金沢城
軍都 金沢
日本海を挟んで、清、ロシアと対峙した当時の日本。
金沢城は、明治時代に旧陸軍省管轄になり、この石垣を始め、多くのものが失われました。
金沢シャッターガール
軍都としての金沢城の歴史などについて、下のブログに書いています。
原作は金沢を舞台にした桐木憲一さんのコミックで、金沢の人間でも知らないようなことも書かれています。
原作に沿って、ブログを何回かに分けて金沢を巡りました。
興味のある方はどうぞ。
石垣の博物館
金沢城の石垣めぐり
タモリさんたちは、この場所から金沢城の石垣めぐりを開始します。
番組でタモリさんたちが見ている階段ではありませんが、このような階段を上り下りして金沢城の石垣を巡るコースが幾つか用意されています。
実際に歩いたこともあります。
一コースだけ回りました。綺麗な石垣や苔生した石垣など、石垣フェチには堪らないと思いますが、私は正直疲れました🤣
石垣回廊
また、この近くには石の見本が幾つも置いてあり、石垣回廊と名付けられています。
金沢城は本当に「石垣の博物館」ですね。
字数が増えました。まだ番組の最初の方です。次回へ続く予定………です。
追記
2022年7月27日、一年ぶりの続きです。