有吉くんのさんぽ初め in 金沢
録画してあった正月番組「有吉くんのさんぽ初め in 金沢」(1月2日フジテレビ系で放送)を見ました。
金沢のローカル局が中継局ですので、画面左上、時刻の右横の天気予報がとてもローカルです。
という訳で、早速、ロケ地巡りです。
尚、「映画で巡る金沢」という名前で、勝手にシリーズ化しています。テレビ番組ですがご容赦を。
金沢駅
先ずは定番の金沢駅からスタートです。
撮影スポット、鼓門の柱の内部には、雨水の再利用のため集めた雨水を地下タンクへ送るための配管があります。意外とエコにも配慮した設計です。
観光客で柱の内部の配管を見ている方は流石にいないでしょうね。
金沢駅については下記の二つのブログで詳しく取り上げました。
小松弥助
東の次郎、西の弥助
銀座久兵衛の先代が日本一の鮨職人と認めた森田一夫さんの寿司店です。
88歳の鮨職人です。
金沢駅のすぐ近くです。前を通った時にも、タクシーでお客さんが乗りつけていました。もっとも、ここは料理旅館の建物です。小松弥助へのお客さんかどうかは分かりませんが。
下のYouTubeは6年前のものですが、銀座久兵衛の主人今田洋輔さんと田崎真也さんが小松弥助を訪ねています。小松弥助も移転前の場所です。
「東の すきやばし次郎、西の小松弥助」と称される名店です。
全国の食通だけでなく、鮨職人も足繁く通う店と言われています。
昨年の「秘密のケンミンSHOW」でも紹介されていました。
下のブログは金沢の回転寿司との題名ですが、 金沢の寿司の水準についても少し触れています。
こころのすし ~ある日の小松弥助~
地元の民放MROのドキュメンタリー番組「こころのすし ~ある日の小松弥助~ 」で、森田一夫さんが「(すきやばし)次郎は三ツ星もらった処や言うて、それを看板にしているだけ」と発言していました。
また、「今日より明日という鮨を作っている」「まず感謝」「お客さん 素材 すべてにありがとう」「(仕込みや握りの)“所作” が大事」等々。
米、水、素材選びは勿論のこと、仕込みの丁寧さなど自分の仕事に裏打ちされた自信からくる発言でしょう。
「どうだ」と「どうぞ」
「(お客さんに対し)どうだ! という自分を強調した鮨は駄目」「(お客さんに対し)どうぞ(の気持ちが大事)」「 “どうだ” と “どうぞ” は一字違いで雲泥の差がある」という話に森田さんの気持ちが凝縮されているように思いました。
鮨職人が通う寿司店
番組の中で関西の寿司店が登場します。
登場した大阪の 鮓 きずな、西宮の 鮨 まつ本のご主人も小松弥助を訪れるとのこと。
どちらも評判の店のようですね。
おまかせ握り
細やかな仕込みが行われた寿司たちです。
赤身とシャリの間に小さく切ったトロを入れ、海鼠腸(このわた=ナマコの内臓の塩辛で、石川県の能登は古くからの産地。日本三大珍味)の塩気で頂く赤身のヅケ、
三枚におろしたイカの握り、
バカラに盛ったオリジナル “白山”、
うなきゅう巻き等々。
味、所作、会話でお客さんの舌と心を喜ばせる店です。
残念ながら…
予約できるのは常連客から紹介された人のみの完全予約制(それも昼のみ)の店で、常連を大切にしたいとの思いからだそうです。そう言えば、一旦閉店したのも地元の人でさえ予約が取り難くくなったのが理由とも。
残念ながら、大学以降金沢を離れていた私は行ったことがない店です。
簡単にと思ったんですが長くなりました。続きます。
単純にロケ地を紹介すれば良いのでしょうが、ついつい余計な情報を入れてしまうので長くなります。分かっちゃいるけどやめられない、ですね。