Led Zeppelin レッド・ツェッペリン
Led Zeppelin Ⅱ
我が家の思い出のレコードたちの一枚に「Led Zeppelin Ⅱ」があります。未使用の大きなポスターが入っていました。
Led Zeppelin - Whole Lotta Love (Official Music Video)
私は、ジャンルに関係なく音楽を聴きます。
クラシックだけ、JAZZのみ、日本人なら演歌だろ、等々の聴き方はしていません。自分が良いと思う曲を聴いています。
そんな私ですが、Led Zeppelinのレコードは我が家のレコードたちの中では異質です。
刷り込み(imprinting)
私は「刷り込み(imprinting)」が強く、この手の音楽では、Led Zeppelinより先に聴いたクリーム(Cream)が刷り込まれています。丁度、鳥が生まれて初めて見た人を親だと思うような刷り込みです。そう言えば、映画「ジュラシック・パーク」でも、今は亡きリチャード・アッテンボロー演ずるハモンドが恐竜の刷り込みを説明していましたね。
Cream クリーム
それは置いといて。
Crossroads: Cream
刷り込みのため、当時の私はクリーム(Cream)ばかり聴いていました。Wheels of FireのCrossroadsのギターリフ。興奮しましたね。
Cream - Crossroads [Live at Winterland 1968] HQ
エリック・クラプトンのギターリフに感動して、三本(三台)目のギターを購入しましたが、エレキではなくCASIOのデジタルギターです。隣近所への配慮から、ヘッドフォンで確認できるデジタルギターを買ったんですが、正直言って失敗でした。デジタルですから、リズムは刻んでくれるし、色んな音色が出ます。ただ、チョーキングができません。致命的でした。指板を押さえる場所で音程が決まり、弦はお飾りです。
Cross Road Blues: Robert Johnson
再度、それは置いといて。
クリームのCrossroadsで興味を持ち、Robert JohnsonのCross Road Bluesを聴きましたが、クリームの後です。やけに味気なく感じたものです。
勿論、当時の感想です。その後はブルースも聴きまくっていました。誤解なきようお願いします。
ゴルゴ13
また大幅に脱線したので、再々度、それは置いといて。
“聖なる館”なんてどうかしら……?
クリームばかり聴いていた私が、何故Led Zeppelinのレコードを買ったのか!?
はっきり覚えていますが、「ゴルゴ13」という “劇画”(漫画ではなく、劇画です)で、
”レッド・ツェッペリンの “聖なる館” なんてどうかしら……?”(出典:さいとう・たかを 小学館「ゴルゴ13」)
と、「聖なる館」を聞かせて拷問するシーンがあったので、それまで聴いたことがなかったLed Zeppelinに興味を持ったからです。
「Led Zeppelin Ⅱ」が1969年の発売です。「聖なる館」は1973年の発売。「ゴルゴ13」の該当するものは1974年発売の第21巻 第85話だそうです。リアルタイムの購入ではないのは、クリームの刷り込みのためです。
付け加えると、「聖なる館」を買いに行ったのに在庫がなく、「ゴルゴ13」の拷問場面を連想させるジャケットのⅡを買ったのだと思います。Ⅳの噂は聴いていましたが、恐らくジャケットにLed Zeppelinの表示がないので気付かなかったのかな…。
ところで、Led Zeppelinは色んな漫画家に人気があったんですね。上記サイト(「アニメとZEP」)には、Led ZeppelinのTシャツを着た、ドラエもんのジャイアンまで紹介されています。
思い出が……
Kashmir
Led Zeppelinは嫌いではありません。パソコンにはⅡ、Ⅲ、Ⅳが入っていますし、NHKの「英雄たちの選択」で、Kashmirを聴くとワクワクしてきます。
Led Zeppelin - Kashmir (Live at Knebworth 1979) (Official Video)
ミュージック・ライフ
今回レコードを確認していると、レコードに混ざって、音楽雑誌「ミュージック・ライフ」の付録が出てきました。当時、「ミュージック・ライフ」を購読していました。懐かしい。
レコードの思い出
一枚のレコードから色々な思い出が…。レコードっていいなぁ。
確か、レコード・ジャングルから販売会のハガキが…。
しまった。先週だった。
店へ行ってレコードを探すか。


最後に
最後に突然ですが、ヤードバーズってグループ凄かったんですね。昔は全く知りませんでしたが、Eric Clapton(エリック・クラプトン)が2代目のギター担当です。その後、3代目がJeff Beck(ジェフ・ベック)、Jimmy Page(ジミー・ペイジ)が4代目のギター担当です。ただ、曲は聞いたことがありませんでした。
ギタリストについては別の機会に…。