わが家の思い出のレコードたち
わが家には100枚ほどのレコードがあります。置き場に困り泣く泣く手放したレコードもありますが、どうしても手放せなかった思い出の多いレコードたちが残っています。
プレーヤーを購入し、手放せなかった思い出のレコードを聴き直したり、PCに落としたりしています。
ステファン・グラッペリ Stéphane Grappelli
そんなレコード中にステファン・グラッペリ(Stéphane Grappelli)のLPレコードが二枚あります。「Venupelli Blues」と「TWO OF A KIND」というアルバムです。何故か二枚ともヴァイオリンのデュエットですね。
前者はStéphane GrappelliとJoe Venuti、後者はStéphane GrappelliとSvend Asmussenのヴァイオリンです。当時の私の知識では相手方の名前は知らなかったと思います。今の私の知識でもほぼ同じですが…。
ポール・サイモンとの出会い、ステファン・グラッペリとの出会い、Jazzとの出会い
ステファン・グラッペリは私がジャズを聴く切っ掛けとなった一人です。
ポール・サイモンのLP(CDじゃなくLP)「Paul Simon」に「Hobo's Blues」というインストルメンタルの曲があります。ギター(勿論、アコギ)とヴァイオリンの曲ですが妙に惹かれました。
Paul Simon Track 9 - Hobo's Blues
今のようにネットで簡単に調べられる時代ではありません。
ハッキリとした記憶はありませんが、色々調べて探し回ったと思います。
二枚のレコードから分かったこと
レコードが入っているビニールカバーに販売店の名前が印刷してありました。一方には赤いアルファベットで「Ishimaru」、もう一方にはロゴと「YAMAHA」の文字が銀色で印刷してあります。上のレコードジャケットの写真でも分かると思います。
当時の私は、秋葉原の石丸電気や銀座のYAMAHAを探しまわって見つけたのでしょう。印刷してある値段も1,500円と1,800円です。高かったのか安かったのかの記憶もありません。
ライナーノーツは油井正一と岩波洋三。お二方ともジャズの月刊誌「スイングジャーナル」でお馴染みですね。
二枚のレコードから分かったようで分からなかったこと
「TWO OF A KIND」はStephane Grappelliとなっていますが、「Venupelli Blues」の方はStéphane Grapelliと印刷されています。「p」の数が違いますね?????。
ネット検索では「p」二つでしたが、「Venupelli Blues」には 「BY:BYG RECORDS/FRANCE」と印刷してあります。Stéphane Grappelliはフランスの人ですからフランスのレコード会社が間違える? またしても「?????」です。
ステファン・グラッペリの共演相手
Wikipediaによると、ピンクフロイドとも「Wish You Were Here」で共演しているようです。全く知りませんでした。
Pink Floyd - Wish You Were Here (Feat. Stéphane Grappelli)
もっともポール・サイモンとピンクフロイドを知っている人も少なくなっているでしょうね。
もう一度レコードについて
レコードを手に取ると色んな記憶が甦ります。私の場合、CDではそんなことはありません。
恐らく大きなジャケットが印象に残っているので、中のレコードの音楽と共に当時の思い出を呼び覚ますのでしょうね。
あぁ、レコードって良いな~~~。