正月飾り
突然ですが金沢の鏡餅は全国的に珍しい紅白です。
と、これは置いといて本題へ続けます。
飾る日はいつ
ここからが本題です。
毎年この時期になると、しめ飾りや鏡餅などの正月飾りは何日にしようかと悩みます。
両親が常々口にしていた神様に対して不敬となる大晦日の一夜飾りは避けています。
正月事始め以降に飾りますが
陰陽道で縁起が良いとされる12月13日の正月事始めから、一夜飾りとなる大晦日12月31日の前日までとなりますが、流石に正月事始めの中旬では早すぎますしね。
結局、年末近くとなりますが、世間では末広がりの八がつく12月28日が良いとされています。
語呂合わせの言葉遊び
12月28日
末広がりの八がつく12月28日が良い。12月31日の一夜飾りは避ける。
と、ここまでは古くからの言い伝えで理解できます。
12月29日
12月29日は、二十九、二重苦で避ける、という説。
個人的には言葉遊びというよりダジャレのように感じます。
あるサイトでは、12月29日は、ふく=福で良い、との説も。
真逆です。
お賽銭に関する駄洒落
この種のダジャレは神社のお賽銭でも耳にしますね。
五円玉
まずは有名な、ご縁がありますようにとの祈りを込める五円硬貨。
そんなに古くない言葉遊びだと思います。
明治時代には五円硬貨は金貨でしたから、もしこんなダジャレが明治時代にあったとしても、如何にご縁のためとは言っても可能なのは良家の子女だけだったでしょうね。
箪笥の中に穴のない古い五円玉がありました。
そういえば小学生の頃は五百円札も目にすることがありましたね。
五百円玉
“1982年(昭和57年)4月1日より臨時補助貨幣として五百円白銅貨が発行された。1988年(昭和63年)の通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律の施行に伴い「通貨」とみなされた(出典:Wikipedia)”
この500円硬貨に関しても、
500円はお賽銭には駄目。それ以上の硬貨(効果)がないから。
と完全なダジャレ。
500円硬貨の発行は新しいので駄洒落そのものです(笑)
お賽銭に良い金額とは
ここからはダジャレのオンパレードとなります。
気にせず気楽に読んでください。
お賽銭に良い金額としては、
先ほどの、五円=ご縁を始めとして、11円=いい縁、115円=いいご縁、etc.
個人的に多いのは100円玉ですが、100円=百の縁だそうです。
お賽銭に適さない金額とは
反対にお賽銭に適さない金額には先ほどの500円のほか、
10円=遠縁、65円=ろくなご縁がない、75円=なんのご縁もない、85円=やっぱりご縁がない、などが並んでいます。
こんなに半端な金額をお賽銭にする人がいますかね。
大喜利の世界です。
思い出
箪笥の中から、寛永通宝(寬永通󠄁寶)や古い硬貨、そして古い紙幣など、いろいろ出てきました。
現行の一万円札と比較すると大きさも違います。
特に戦中と、戦後間もなくと思われる紙幣は小さい。物資不足の影響ですかね。
大学入学前に見たときは、東京オリンピックの記念硬貨や、銀五匁と書かれた藩札もありましたが、雲散霧消。
今となっては遠い思い出です。