能登の災害
地震、豪雨。
災害が能登を襲いました。
元日の地震の被害から復興の光が見えてきた矢先の豪雨です。
被害に遭われた方々のお気持ちは計り知れません。
個人的に出来ることで応援していきます。
能登の災害に関して
仮設住宅の浸水
地震で被災し、今回の豪雨でも被害に遭われた方にお見舞いを申し上げます。
そんな中、「仮設住宅が浸水したのは場所の選択がおかしい」との声を見聞きしましたが、それは能登を知らない人たちの意見だと思います。
能登には平地が少なく、建設可能な場所が限られていることを知ってください。
能登の地形
能登半島の場所
改めて石川県の能登半島の場所を地図で示します。
下の地図を見てください。
日本列島の真中付近、日本海に付き出た特徴のある形の半島。
石川県の能登半島です。


能登半島の地図
能登半島の地図を更に拡大します。

能登半島の地形図
通常の地図だと分かり難いので地形図を。

これで見ると殆どが茶色の山地になります。
平地が少ないのがお分かりになると思います。
輪島市の記憶
住んでいたことがある輪島市。
はるか昔に通っていた輪島市立松陵中学校(現 輪島中学校)は小高い場所にありました。

そこから海までは直線距離で1kmもありませんし、海水浴に行った袖ケ浜でも2kmほどです。それほど山地と海が接しています
能登半島近辺との平地比較
Googleマップで金沢市近辺や富山と比べれば、能登の平地の少なさを実感できると思います。
濃い緑色が山地です。
能登半島の空撮映像
(※被害の様子が写っていますので視聴に際してはご留意ください)
ニュースの空撮映像をご覧になった方は、山と山に挟まれた箇所や、山が迫った海岸線での被害の状況を目の当たりにされたと思います。
能登半島の自然
山と海が接していると言っても言い過ぎではないかも。
山と海の間、山と山の間の、僅かな平地に道があり、川が流れ、先人が切り拓いた土地に人々が暮らしているのが能登です。
そんな能登ですから災害が発生すれば山が崩れて道路や川、そして民家を…。
数少ない道路が通行不能となり、孤立集落が発生します。

両脇に山が迫る山間を汽車が走り、木々の隙間から並行して走る川が見え、民家が点在していました。

仮設住宅の場所の適否云々より、建設可能な場所が極めて少ないのが能登だということを知ってください。
白米千枚田
今では観光名所となっている白米千枚田。

海岸線が目の前に迫る、狭く急峻な土地を一所懸命開墾したのが白米千枚田です。
一生懸命ではなく、まさに ”一所” 懸命が当てはまります。
がんばろう能登
能登を舞台とした松本清張の小説を映画化した1961年の「ゼロの焦点」以降、観光ブームのお蔭で能登の道路も整備され、山を切り開いた立派な道路も開通しました。
“観光開発で自然が云々” と言う人もいましたが、地元に住む人々にとっては “住んだことの無い都会人の戯言” だったでしょうね。
しかし、山を切り開いた立派な道路でさえ災害の前では…。
とにかく自分が出来ることで ”能登” を、そして大きな被害に遭われた方々を応援しましょう。
再度、がんばろう能登。