古いビデオ
古いビデオテープが何本か出てきました。
以前、読んで気になっていたことを思い出し、その確認のため「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」と「E.T.」の2本について、チェックすることに。
スター・ウォーズ
スター・ウォーズの記憶
1977年の映画「スター・ウォーズ」は、公開と同時進行で映画館で観ました。大変な混雑で、それに懲りた私は、それ以降の「スター・ウォーズ」はビデオです。
最初の「スター・ウォーズ」のタイトルは「スター・ウォーズ」だけ。「エピソード4」も「A New Hope(新たなる希望)」も付いていませんでした。記憶によれば…、確か……。
冒頭のオープニング・クロールが終わった後、帝国軍のスター・デストロイヤーが輸送船を追いかけてスクリーンを横切るシーン。周囲から「ワー、大きい」という歓声が上がっていました。懐かしい。
ビデオデッキの接続
それは置いといて。
確認のため、以前、子供たちを撮ったビデオのDVDダビング用に使用したビデオデッキと、赤、白、黄三色のピンコードを持ち出し、テレビに接続。
映った! さて問題のシーンは…。
デジタル化が進んだ今となっては、ビデオの早送りと巻き戻しが遅く、鬱陶しいこと。
スター・ウォーズ /ジェダイの復讐
「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」は1983年に公開された映画です。
監督の意向に沿い、アメリカでは、当初の「Revenge of the Jedi(ジェダイの復讐)」から「Return of the Jedi(ジェダイの帰還)」へ変更になりました。しかし、日本では英語のタイトルは「Return of the Jedi」に変更したものの、邦題は「ジェダイの復讐」のまま、「Return of the Jedi(ジェダイの復讐)」で発売されました。
宣伝ポスターや関連商品などの製作が進んでいたためとのこと。
「ジェダイの帰還」に訂正されたのは、映画公開後20年以上経った2004年とのこと。
スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還 - Wikipedia
早速、ビデオのチェック開始。
本当だ。「Star Wars/Return of the Jedi」の英語表記とともに、「スター・ウォーズ ジェダイの復讐」と印刷されています。ビデオの箱にも、ビデオ本体に貼ってあるシールにも、そして同梱されていた小冊子にも。
勿論、ビデオのオープニング・クロールの字幕も「ジェダイの復讐」でした。
“高潔なジェダイの騎士に「復讐(リベンジ)」という言葉はそぐわない”
(出典:Wikipedia)
スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還 - Wikipedia
ジョージ・ルーカス監督の思いは、日本では、20年以上経って漸く反映されることになります。
E.T.
続いて、1982年の「E.T.」のチェックです。
消えたショットガン
確かに、E.T.と子供たちの乗った自転車が飛び上がる直前、パトカー横の二人の警察官の手にあったショットガンが消え、トランシーバーなどに変更されています。
セリフも変更
これに伴いショットガンのカットと
”銃はやめて 相手は子供よ”
(映画のセリフ)
というセリフは削除されました。
そのセリフのシーンです。
ショットガンが取り除かれたのには諸説あるようですね。
最後に
ビデオソフトの値段
Wikipediaによれば、1988年にビデオソフトが発売された「E.T.」は、日本では10,500円という低価格だったようで、確かにその値段です。
一方、スター・ウォーズは19,500円。一万円近く高い値段です。(両方とも、写真下部の黄色く囲った部分に値段の表示があります)
「E.T.」の方が、海賊版防止のホログラムシートやしっかりとした箱など、高そうなんですがね…。
断捨離か思い出か
私は断捨離が苦手ですが、こんな風に思い出が蘇ることもありますよ。