フォレスト・ガンプ/一期一会
フォレスト・ガンプ 一期一会 : 作品情報 - 映画.com
久しぶりに、1995年の映画「フォレスト・ガンプ/一期一会」を観ました。
この映画自体、大好きですし、流れる曲も好きです。
私の年齢ですと、同時進行で聴いてはいない少し前の曲も多いのですが、誰でも知っている名曲ばかりですね。
この映画「フォレスト・ガンプ」ではベトナム戦争も描かれています。
ベトナム戦争とヘリコプター
地獄の黙示録 ワルキューレの騎行
ベトナム戦争、そしてヘリコプターのシーンと言えば、1979年の「地獄の黙示録」で有名なワーグナーの「ワルキューレの騎行」を思い出します。
オープンリールのテープレコーダーを使って、ヘリコプターから大音量で…。
フォレスト・ガンプ Fortunate Son
「フォレスト・ガンプ」でも、ヘリコプターで戦場へ赴くシーンがあります。
フォレストと親友のババが、ダン中尉と会う前のヘリコプターのシーン。
クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(Creedence Clearwater Revival, 略称CCR)のFortunate Sonが流れます。
CCRは好きなバンドだったので印象に残っています。CCR、流行ったな…。
ダイ・ハード4.0 Fortunate Son
ベトナム戦争から少し離れます。
2007年の「ダイ・ハード4.0」で、ハッカーの兄ちゃんから CCRのFortunate Sonを「古臭い…」と言われたブルース・ウィリス演ずるジョン・マクレーンがボリュームを上げていましたね。
ブルース・ウィリスの気持ちはよく分かります。CCRを知らねぇのかって。
地獄の黙示録 ドアーズ
「地獄の黙示録」の冒頭に、ヘリコプターが飛んだ後、ジャングルがナパーム弾で燃え上がる有名なシーンがあります。このシーンではドアーズ(The Doors)の「The End」が印象的に使われていました。私の英語力では、歌詞の深い意味は分かりませんでした。
ドアーズ(The Doors)の「Light My Fire(ハートに火をつけて)」は好きですが、盲目の歌手・ギタリスト、ホセ・フェリシアーノ(Jose Feliciano )の「Light My Fire」も良いですよ。
アメリカとベトナム戦争
ベトナム戦争がアメリカへ落とした影は、日本人が想像できる範囲を超えているようです。
1978年の「ディア・ハンター」、1979年の「地獄の黙示録」、1986年の「プラトーン」、1987年の「フルメタル・ジャケット」等々。
ベトナム戦争の映画、私の見たベトナム戦争の映画、全て想像できる範囲を超えていると思います。
ディア・ハンター カヴァティーナ
「ディア・ハンター」のストップモーションになったエンドロールで流れるマイヤーズ作曲の「カヴァティーナ」。ギターが印象的です。
ロバート・デ・ニーロもメリル・ストリープも若いこと。クリストファー・ウォーケン、良いなぁ。スリーピー・ホロウの首なし騎士の役は何だったんだろう。
プラトーン 弦楽のためのアダージョ
「プラトーン」の最後、チャーリー・シーンがヘリコプターから見下ろす一面の遺体のシーンで流れる「弦楽のためのアダージョ」。
これもベトナム、そしてヘリコプターのシーンですね。
この曲は、ジョン・F・ケネディの葬儀で使用されてから、そのような使い方をされるようになったそうです。
フルメタル・ジャケット
「フルメタル・ジャケット」ではオープニングの丸刈りシーンで流れる「ハロー・ベトナム」。
それと、エンドロールで流れるローリング・ストーンズの「 黒くぬれ!」。
最初と最後が印象的でした。
映画が、凄惨な内容だけにこれらの音楽たちが印象に残っています。
フォレスト・ガンプ
名前の由来 母親の願い
フォレスト・ガンプの名前は、白人至上主義団体 KKK(クー・クラックス・クラン)の結成者、ネイサン・ベッドフォード・フォレストからとのこと。
(ネイサン・ベッドフォード・フォレストがそうだったように、) “人間は馬鹿なことをする” と戒めるため母親が名付けたと、フォレストが語っています。
戦争の映画を見ると、この由来を思い出します。
有名人の実写フィルム 声優
「フォレスト・ガンプ」では、当時の実写フィルムを加工して、恰もフォレスト・ガンプが有名人と絡んでいるいるように見せていました。
今回エンドクレジットを見ていたら…。 声優さんが喋っていたんですね。
最後に
何度も書いていますが、私はジャンルに関係なく音楽を聴きます。クラシックだけ、JAZZのみ、日本人なら演歌だろ、等々の聴き方はしていません。
自分が好きだと思うものを聴いています。
映画に関しても同じです。ジャンルに関係なく見ています。あしからず。